30-22 サクサクの天ぷらに仕上げる簡単裏技
サクサクの天ぷら!!
エビやイカなどの魚介類、
玉ねぎやかぼちゃやさつまいもなどの野菜など、
サクサクに揚げた天ぷらは塩や天つゆや天丼にしても美味しい。
そんな天ぷらですが、家庭でつくるとどうしてもお店のようにサクサクに揚がらず難しいです。
家庭でもサクサクに天ぷらを揚げる簡単な方法をご紹介します。
① 小麦粉をフライパンで炒める
衣をつくる前に、フライパンで小麦粉を炒めます。
炒めることで、小麦粉の持つ「グルテン」の要素を弱め
そのまま使うよりもサクサクに仕上がるようになります。
② 氷水を使う
氷水などの冷たい水を使うことで、小麦粉の「グルテン」を弱められサクサクに仕上がります。
③ 水の代わりに炭酸水を使う
炭酸水の中の炭酸ガスが、油の中で熱を持ち中からも火が通ります。
海外では「フリット(洋風の天ぷら)」をつくるときは、炭酸水やビールなどを使います。
これにより衣がサクサクして衣もおいしいフリットになります。
④ 衣はよく混ぜず、さっくり混ぜる程度
こちらもよく混ぜることで「グルテン」が強まり粘り気が出てしまします。
お箸などでさっくり混ぜる程度で大丈夫です。
様々な方法で天ぷらをサクサクに仕上げる方法があります。
そのほとんどが小麦粉の要素「グルテン」を出さないことがポイントとなっています。
うどんやラーメンなどは「グルテン」の要素を活用してコシのある麺になりますが、
天ぷらの場合は「グルテン」の要素をなるべく出さないようにすると衣がサクサクになります。
小麦粉の使い方で料理ごとの美味しさが変わってくることも面白いですね。
ご家庭でサクサクの天ぷらに挑戦してみてください。