30-10 大分県の隠れた名物:りゅうきゅうとは?
九州:大分県には数多くの美味しい料理があります。
全国的にも有名は「唐揚げ」や「とり店」などの鶏料理。
大分県でしか取ることができないブランド魚「関アジ・関サバ」。
他にもたくさんの美味しいものがある大分県で、
あまり知られていない「地元メシ」があります。
それは「りゅうきゅう」です。
名前を聞いただけではどのような料理か全くわからないかと思います。
「りゅうきゅう」とは
アジやサバやカンパチなどの新鮮な魚の切り身を、
醤油、みりん、酒で作った甘辛いタレに漬け込み、
しょうが、ごまなどと一緒に食べる郷土料理です。
元々は漁師たちが刺身の切れ端を美味しく食べるために・・・と
考えたのが始まりと言われています。
「りゅうきゅう」という名前の由来はいくつかあり、
① 琉球の漁師から伝わった
② ごまを和える調理法「利休和え」→「りゅうきゅう」
などと言われています。
「りゅうきゅう」はお酒のおつまみとしてはもちろん、
ご飯との相性もバツグンです。
どんぶりご飯の上にりゅうきゅうを乗せた「りゅうきゅう丼」、
地元のお店では「あつめし」とも言われています。
通常の海鮮丼などに比べると比較的お手頃価格で
食べることができる「りゅうきゅう丼」。
是非、大分にお越しの際は、
「唐揚げ」「とり天」などと一緒に
「りゅうきゅう丼」もお楽しみ下さい。