30-7 浜松・宇都宮を脅かす存在?宮崎:高鍋餃子
餃子と言えば「栃木の宇都宮」と「静岡の浜松」をイメージする方が
ほとんどかと思います。
毎年、餃子の消費ランキングでトップを争うニュースを
見かけるのが印象的な2つの餃子王国です。
しかしこの2つの餃子王国を脅かす存在があります。
それは「九州の宮崎県」です。
毎年地味ながら年間餃子支出金額ランキングの上位にランクインし、
2018年は3位に躍り出る大躍進です。
(ちなみに2019年の最新ランキングでは9位と順位を落としています。)
なぜ宮崎で餃子の消費金額が多いのでしょうか?
それは宮崎県内でも代表する餃子の名産地
「高鍋町」が牽引しているからです。
高鍋町には小さい町の中に餃子屋がいくつもあります。
町民一人あたりの餃子屋の数は全国でもトップクラスとのことです。
なぜ高鍋町ま餃子が盛んなの?
それは餃子の具に使われるキャベツの名産地だからです。
新鮮なキャベツがすぐに手に入る環境だからです。
さらに養豚も盛んで、餃子の具に必要なキャベツと豚肉が
新鮮で豊富な環境により発展したと言われています。
そんな高鍋町の中でも、町民を二つに分けるほどの人気店があります。
それは「たかなべぎょうざ」と「餃子の馬渡」という2つのお店です。
高鍋餃子のなかでも「2トップ」として君臨しています。
「餃子の馬渡」は創業52年、
「たかなべぎょうざ」は創業43年と
長い間、高鍋町で愛され続けているお店です。
2つのお店はそれぞれ特徴があります。
「たかなべぎょうざ」の皮は薄皮でパリパリ、
「餃子の馬渡」の皮は厚くてモチモチ。
どちらのお店もお持ち帰りやお取り寄せが出来ます。
食べ比べをして、違いを味わうのも面白いです。
お取り寄せで「高鍋餃子パーティー」などはいかがでしょうか。