30-13 福岡といえばラーメン・・・ではなくうどんです!
福岡といえば「とんこつラーメン」。
福岡の「麺」といえば全国的にも有名なとんこつラーメンをイメージする人がほとんどかと思います。
しかし地元福岡県民はラーメンと同じく、
もしかするとラーメン以上に愛する「麺」があります。
それは「うどん」です。
最近では全国区のテレビでも取り上げられることがある福岡のうどん。
そもそも、うどんの発祥地は福岡の博多と言われています。
福岡市博多区にある承天寺に「饂飩蕎麦(うどんそば)発祥之地」と刻まれた石碑があります。
古くは、1241年に修行先の中国から麺や製粉の技術を持ち帰って
伝えたのが始まりといわれています。
福岡県民に愛されている「博多うどん」。
その一番の特徴は『コシが全くない、柔らかい麺』です。
香川の讃岐うどんのようなコシのある麺とは真逆です。
これは昔、商人の町だった福岡で、忙しい人々へ熱々のうどんを素早く提供できるように
麺を茹でておいてやわらかくしておくスタイルでした。
このスタイルが今なお引き継がれています。
この『やわらか麺』と合わせてもう一つ博多うどんの特徴は
トッピングの『ごぼ天』です。
その名の通り『ごぼうの天ぷら』ですが、福岡県内のうどん屋には必ずあるトッピングです。
やわらかい麺とシャキシャキ感のコントラストが最高の組み合わせです。
多くの人が『ごぼ天うどん』を注文します。
迷ったら『ごぼ天うどん』。
『ごぼ天うどん』にそのほかのトッピングを追加することもよくあります。
ラーメンで有名な福岡ですが、お越しの際は地元の人気メシ
『博多うどん』もお召がってみてください。