30-17 『魔法の水』?鶏肉をジューシにする『ブライン液』とは?
コロナの影響で在宅勤務が増え、
子供が休校で家にいる為、
自宅での食事回数、そして作る量が増えている毎日。
少しでも食材費を抑えるためにお得な食材でのメニューが増えています。
特にお肉料理でお得な食材と言えば・・・
『鶏の胸肉』
牛肉や豚肉と比べると圧倒的にお手軽です。
そんなお手軽な胸肉ですが、
もも肉に比べるとジューシー感が劣りパサパサします。
さっぱり食べたい時には胸肉でも問題ありませんが、
もも肉のジューシー感が好きな方は少し物足りない感があります。
そんな胸肉をもも肉のようにジューシーに仕上げる裏技があります。
それは『ブライン液』につける!!
『ブライン液』とは・・・・
欧米などでターキーや鶏肉をやわかく仕上げる「ブライニング」という
料理方法があります。
そのブライニングで使われる液が『ブライン液』です。
この『ブライン液』はとても簡単に作ることが出来ます。
レシピは
水:100gに対して
塩:5gと砂糖:5g
これだけです。
この『ブライン液』の中に胸肉を30分以上、
できれば一晩以上漬け込むだけです。
なぜこれだけで胸肉がジューシーに仕上がるのか?
それは、塩の作用により胸肉のタンパク質が分解されて、
水分が入りやすくなります。
これにより胸肉の水分量がUPしジューシー感がUPします。
更に砂糖の作用には水分を保湿する効力があります。
これにより、胸肉に熱を加えタンパク質が分解されても、
ジューシー感とやわらかさが保たれます。
漬け込んだ胸肉で唐揚げや照り焼きにしてジューシー胸肉を楽しむことができます。
是非、簡単お手軽な『ブライン液』で漬け込んだ胸肉料理に
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。