30-3 宮崎のシメは「釜揚げうどん」?
飲みのあとの「シメ」と言えば、
ラーメン、お茶漬け・・・など様々ありますが、
全国それぞれの土地土地でのオリジナルなシメがあります。
沖縄はステーキ、北海道はパフェ・・・などありますが
宮崎では「うどん」です。
なぜ宮崎では有名になったのでしょうか。
宮崎は江戸時代の古くから他県からの移住者が
多い土地と言われていました。
特に四国からの移住者が多く、香川を代表する四国のうどん文化が
そのまま伝わってきたと言われています。
飲んだ後のシメのうどんはうどんでも「釜揚げうどん」です。
ゆで上げられたうどんが釜おけに入れられ、
つゆと薬味だけのとてもシンプルなうどんです。
細麺のうどんに出汁の風味が効いたつゆに付けて食べると
シンプルだけあってそれぞれの旨さが引き立つ味わい深いうどんです。
飲んだ後でもさらりっと食べてしまう、そんなうどんです。
宮崎市内中心部・西橘通り(通称:ニシタチ)には数多くの
有名なうどん屋があります。
「戸隠」「織田薪」「重乃井」・・・数ある有名点ですが、
個人的なオススメは「五味八珍」。
ここは最初から生卵が一緒についてきます。
暖かいつゆのなかに生卵を入れて食べると
うどんと生卵が絡み、また一味違った釜揚げうどんです。
宮崎に来た祭には、
夜の最後にに宮崎の釜揚げうどんでシメるのはいかがでしょうか。